SOLD OUT
インドの聖地ベレナスからやってきた9柱の神さまたち。
見た時にあまりに華やかで、パーッと明るいエネルギーを放っていました。
インドの神様たちは色んな顔をもっていて、聖も俗も併せ持つ印象があります。
インドの神様は怖いと思っていらっしゃる方もいるとおもいますが、わたしの解釈では、それぞれの個性的な神様たちの性質はすべてわたしたちの中にあるものだとおもっています。
それくらいに時には恐ろしく、時には慈悲深く、破壊も創造もするパワフルな存在がわたしたちだとおもうのです。
少し前に仕入れていたインドのマニカラン産のシヴァリンガムを神様たちの真ん中に置いたら、なんとも強く輝きを増して、これをセットにさせていただこうと思いました。
小さな神さまたちですが(全て高さが9.5cmほどで掌サイズです)、とても明るくパワフルなエネルギーです。よければご自身の祭壇や棚の上のちょっとしたスペースに置いてみてください。(2セット仕入れたうちの1セットはわたしの祭壇に置かせていただきました)
9柱の神さまとシヴァリンガムのセットになります。
1、シヴァ
形の無い、無限の、超越的な、不変絶対のブラフマンであり、同時に世界の根源的なアートマン(自我、魂)であると語られる。ヨーガ、瞑想、芸術の守護神でもある。
2、ブラフマー
宇宙の源で神聖な知性として見なされ、全ての存在に浸透している。それゆえに、多くのヒンドゥーの神々は1つのブラフマンの現われといわれる。
3、ヴィシュヌ
世界が悪の脅威にさらされたとき、混沌に陥ったとき、破壊的な力に脅かされたときには「維持者、守護者」として様々なアヴァターラ(化身)を使い分け、地上に現れるとされている。
4、ラクシュミ
美と富と豊穣と幸運を司る女神。
5、サラスバティ
芸術・学問などの知を司るヒンドゥー教の女神である。「水(湖)を持つもの」の意であり、水と豊穣の女神であるともされている。
6、ガネーシャ
あらゆる障害を除くことから、新しい事業などを始めるにあたって信仰され、除災厄除・財運向上でも信仰を集めている。また智慧・学問の神でもあり、学生にも霊験豊かとされる。祈祷を始めとして、あらゆる開始にあたってまずガネーシャに祈りを捧げると良いとされる。
7、クリシュナ
ヒンドゥー教の聖典にはクリシュナが無敵を誇る様子と人間臭い姿がともに描かれている。それゆえインドにおいて、クリシュナは、至高の神でありながら、人々から大変愛される英雄でもある。
クリシュナという名は、本来、「黒い」「暗い」「濃い青の」「皆を引きつける」を意味するサンスクリット語の「クルシュナ」に由来する。
8、ハヌマーン
力と生命を象徴する猿神。
弁舌に長け、上述した飛行能力や山を動かす怪力の他にも、カイラーサの薬草の効力を延ばすために月を飲み込んで時間の経過を押しとどめるなど多くの超能力を備えている。
9、カーリー
シヴァの神妃デーヴィー(マハーデーヴィー)の狂暴な相のひとつとされる。同じくデーヴィーの狂暴な相であるドゥルガーや、反対に柔和な恵み深い相であるパールヴァティーの別名とされるが、これらの女神は元はそれぞれ別個の神格であったと考えられている。
《ベレナスの伝統民芸品》
ベナレスは、インド中央部のウッタル・プラデーシュ州の都市でヒンドゥー教、仏教の聖地です。インドを紹介する写真で、ガンジス河で沐浴をしている写真をよく見かけますが、そこがベナレスです。ベナレスとは植民地時代の名前で現在はバラナシと呼ばれています。
ベナレスの木彫りは西暦1600年頃から始まる長い歴史を持った伝統的な民芸品です。熟練の職人が木を彫刻し、カラフルにペイントしていきます。
まず木彫りの職人がベンジャミンなどの木を大きさに合わせカットし、表面を滑らかにしていきます。デザインを下書きし、彫刻刀で彫っていきます。指などの細かい部分もすべて手作業で彫っていきます。削り終わったものを再び表面を滑らかにします。パーツが2個以上必要なものは、同じ工程を繰り返し最後にジョイントします。
出来上がったものをペイント職人がにわかを使ったナチュラルな塗料でカラフルにペイントし、ラッカーでコーティングして光沢を出します。